2024/5/1
ドバイ国際空港(DXB)といえば世界最大級の利用者数を誇る、中東のハブ空港として有名ですが、そのドバイ国際空港に変わる新たな巨大空港アル・マクトゥーム国際空港 (DWC) の計画が発表されました。この新空港の規模は既存のドバイ国際空港の約5倍もの規模になります。
記事によるとアル・マクトゥーム国際空港(DWC)に建設中の1,280億ドル規模のターミナルは、年間旅客数を2億6,000万人にまで拡大し、10年後にはドバイ国際空港(DXB)の運営を完全に吸収できるようになるとのことです。
また特筆すべきは、今後10年で段階的に空港業務を新空港に移管していくということです。最終的には全ての業務を新空港に移管します。
ドバイ国際空港のCEOであるPaul Griffithsは「DXBがその時点で閉鎖されるのは理にかなっている。DXBの5倍の広さを持つ新たな場所で再出発する」と語っています。
一般的には空港が建設されるとその周辺も合わせて発展し、地価も上昇することが予想されるでしょう。
アル・マクトゥーム国際空港の周辺、ドバイサウス、エキスポシティ、ジャベル・アリなどは現在も多くのプロジェクトの建設ラッシュが続いています。
これらの地域の今後の発展にも目が離せなくなることでしょう。
参考記事:
Dubai: Will DXB airport close once operations are moved to Al Maktoum International?
https://www.khaleejtimes.com/business/aviation/dubai-will-dxb-airport-close-once-operations-are-moved-to-al-maktoum-international